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練馬区 ゴミ屋敷でお困りの方は城西総合サービスまで

ゴミ屋敷・・・ それは誰が付けた名前なのでしょうか。

テレビなどでおもしろく放送されているのを見て、皆さんは興味深々で見ていることと思います。

でも、溜めてしまった方にもそれの理由があるのです。

何事にも最初の1歩があるということですよね。

今日お伺いした練馬区のお客様は、この10年で2LDKのお宅すべてをゴミで埋め尽くしました。

なぜこんな状態になったのか・・・

もともと片付けが上手な方ではなかったということですが、それでも普通に暮らしていました。

しかし、仕事が忙しくなりこのような状態になったのだそうです。

仕事が忙しくなると、会社にいる時間が増え、自宅で過ごす時間が減ります。

代わりに収入が増えます。

寝に帰るだけのお宅・・・ 誰も訪ねてくることはないお宅なので、当然お掃除や片付けは

疎かになります。

収入が増えることによって、物を買うことに躊躇しなくなり、当然物が増えていきます。

しかし、ある日働きすぎのせいか、病気になりました。病名は不明。

最初は病院に通院しながらの勤務でしたが、精神的にまいってしまい、ついに退職。

それでも病気は治らず、自宅療養。

すると自宅で過ごす時間が増え、代わりに収入が減りました。

何かをする気力もなくなり、毎日コンビニで買ってきた

お弁当を食べながらテレビを見る生活。

こんな生活が1年続き、いよいよ生活資金に不安が。

そしてこの頃から部屋は徐々に汚れていきました。

毎日生活しているわけですから、当然ゴミも出ます。

しかしゴミを出すこともできない。

だんだんゴミが溜まっていくと、今度は少しずつだそうとは思わなくなるのだそうです。

最初はベランダ。しかし隣近所の目もあるので、次第に家の方に溜めていきます。

台所や玄関のあたりから始まって、気が付けばリビングに。

さらにゴミは溜まっていきます。

その頃、生活資金が少なくなったので、近所の工場で働き始めます。

生活費の心配はなくなりましたが、今度は家にいる時間が減り、やはり寝に帰ってくるような

感じになりました。ここまで溜まってくると、部屋をこうしよう、あーしようと思うことよりも

どこで生活しようかなと思うのだそうです。

数年すると、もう隣の部屋はゴミで埋め尽くされ、台所も足の踏み場がないくらい。

リビングも半分ほどはゴミに占領されました。

しかし居住スペースって無ければ無いで何とかやっていけるものです。

リビングの座椅子に座り、テレビが見えれば立派な居住空間。

そこに布団を持ってくれば眠ることもできるのです。

しかし台所やトイレ、お風呂へ行く通路が狭まっていきます。

最後にはトイレやお風呂にもゴミは溜まり、お風呂はレンタルルームのシャワールームやサウナ。

トイレは公園のトイレに変わっていきます。

しかし本人は決して不潔そうな雰囲気はありません。

服はコインランドリーやクリーニングでいつも清潔。

お風呂だって入っていますから。

歯車が狂ってからちょうど10年。また体の調子が悪くなりました。

今度はもうどうにもなりません。

毎日寝て暮らす毎日。トイレにも行けず、部屋の中で用を足すようになりました。

そして入院。

ここまでくれば、近所の人も気が付きますよ。おかしいって。

それで保証人が呼ばれ、部屋に入ってみると・・・

部屋は天井に着くほどのゴミ。そして異様な臭い。

保証人とは親。息子がこんな生活をしているとは気が付かず、こんなことになっていました。

保証人は不動産屋さんに迫られ、この部屋の荷物を処分することに同意。

3日以内にここをきれいにすることを条件にされました。

何せ、地方から急遽呼ばれ、このありさまを見せられ、途方に暮れるしかなかったと。

インターネットで当社を捜し、連絡を頂きました。

「とにかく何とかしてください。お金は自分が払いますから・・・」

そういうしかなかったのでしょう。

大丈夫、おまかせください。

明日中にはきれいにしてみせますから!!

しかしゴミは10年分。もう床と一体化してしまい、簡単に搬出する

こともままならない状態。

当社スタッフによれば、スコップがあれば掘っていました・・・と。

とにかくひたすらゴミ袋を運び出し、トラックへ。

トラックがいっぱいになれば、また次のトラックへ。

1か所、床が見えれば、喜びの声が上がるほどの現場でした。

家中のゴミや汚物、もう使えないであろう家具や電化製品を搬出してすべて終了したのは、

夜の8時。延べ人数、30名。2トントラック8台分。

今年一番のゴミ屋敷ではと思うくらいのお屋敷でした。

その日本人は帰ってきましたが、悪びれた様子もなく、普通にしていました。

この先、また溜めないと良いのですが・・・